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マラソンにハマる人の特徴

こんにちは、山田です。

30代の頃、一時マラソンチームに参加していたことがありました。

何度かレースに出て何度かリタイアし、何度か完走しましたが、タイム的には5時間ぐらい(遅)。
どうも本気になることはできませんでした。

ただ、チーム内の人々を見ていると、面白い傾向があることを発見しました。それは、運動の経験が無い人ほどマラソンにハマってタイムが良くなるというもの。

マラソンはしっかりとしたフォームさえ覚えれば、ある一定のところまでは、やればやるほどタイムが伸びていきます。

でも、僕たち元体育会系は「走る」ということについてはしんどかった経験しか無いので、ただ、走り続けることに喜びを見いだせません。

一方で、これまで本格的な運動経験の無かった人は「走ることのしんどさ」よりも「やればやるほどタイムが伸びる喜び」の方が大きいようで、驚異的なスピードでタイムを向上させていかれます。

こうした姿を見ていると、人間の可能性ってすごいものだなぁ、とため息が出るわけです。


僕はこれから開講予定の「哲学塾」もそういう場になれば良いなと思っています。

なじみのない知識を学び、考えることはしんどいことです。

でも、ある一定のラインを越えると見える世界が変わる喜び、そして思考のスタイルが変わっていく喜びを感じられるようになり、思考のしんどさよりも変化の喜びに臨場感を感じられるようになります。

そうすると人間の進化は驚くべきもの。

その時には社会との関係性、人との関係性のかたちは大きく変化しています
(露骨に言うとビジネス面、人間関係面でも、その質、量共に次元が変わっているということ。)

経験は様々な危険予知能力をもたらしてくれますが、逆に自分の可能性を狭めてしまいます。

そこそこビジネスはやれている、でも、どこかガラスの天井に当たっているような気がする、とお感じになる方には、是非ご参加いただきたいなと思っています。

よりよい「フォーム」さえ身につければ、マラソンにたとえると「4時間切り」とか「3時間半切り」とかはそう遠い世界ではありませんから。

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この記事を書いた人

クレメンティア代表世話人及び「西洋哲学塾」塾長。

普段は「エグゼクティブコーチ」として、上場企業から気鋭のベンチャー企業までシニアリーダーのリーダーシップ学習を支援。現代哲学に基づくクライアント自身の視座が上がるコーチングが特徴。「東京哲学会議」特別貢献会員。

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